株式会社アドバン理研

イノベーティブ部門 最優秀賞
企業概要
事業内容 製造業
所在地 〒614-8128 京都府八幡市下奈良野神40番地の1
代表者 辻 泰成
URL 株式会社アドバン理研
受賞のポイント
講評
支援テーマ:会社の未来を作る持続可能な人材育成や能力開発
「知恵の経営報告書」の認証を令和元年10月に受け、省エネ性能に優れる窒素ガス発生装置を開発され、自社独自の付加価値の創出と技術革新に取り組まれています。窒素ガス、酸素ガスなどの発生装置メーカーとして特許を有し、技術志向の強い製品開発型企業であり、人材育成や能力開発といった組織力の強化に着目した計画を推進されました。事業の継続性、組織力の強化が順調に図られており、ニッチな市場に特化し事業基盤を築かれること、併せて地域社会貢献企業として存在価値を高められることを期待します。

企業からのコメント

知恵の経営・経営革新計画を取得される前に抱えていた課題、悩み
前社長である父から、42歳の若さで事業を承継するにあたり最大の悩みは、経営者として自己の経営判断に自信が持てない事でした。
ここまで築き上げた経営基盤を引き継げる事になった時、幸運と思う反面、大きなプレッシャーを感じました。得意先は離れて行かないか、取引業者は先代同様に取引をしてくれるのか、従業員は付いて来てくれるのか、今迄とは比べ物にならない、大きな責任がある事を痛感しました。
前社長の資質により成長してきた会社を引き継ぐ事の難しさを実感する中で、将来に対し大変悩みました。
知恵の経営・経営革新計画取得の際に苦労したこと
将来にわたり健全な経営を続け更なる企業発展を目標にした時、経営支援員さんの勧めもあり「知恵の経営報告書改訂版」に取り組みました。
前社長が7年前に認証を受けた「知恵の経営報告書」をベースに、経営支援員や中小企業診断士の先生に適切なアドバイスを頂きながら作成を進める事で、自分だけでは気付かなかった自社の強みや弱み等、深堀して考える事が出来ました。
併せて、ものづくり企業としての信用を高める為、ISO9001の認証取得にも取り組みました。
知恵の経営・経営革新計画を取得してよかったこと、変化したこと
「自己の経営」、進むべき道筋を明確に示す事が出来ました。
また、ISO9001の認証を受ける事も出来ました。
今後の経済環境の変化にどう対応していくか、新製品の開発、販売網の拡充、人材をどう育成し、また補って行くか等、「自己の経営」を考えた時に、自社に蓄積された知恵や戦略の詰まった経営指南書である「知恵の経営報告書」を読み返し、再確認しながら経営して行く事が出来ます。更なる発展に向かって、芯のぶれない企業であり続けていく為に、羅針盤とし活用出来るものが「知恵の経営報告書」であると実感しています。
これから知恵の経営・経営革新計画を取得される方へのメッセージ
私のような若く経験の浅い経営者でも、ベテラン経営者である前社長の作成した「知恵の経営報告書」を読み返す事で、経営のノウハウを知り、更なる発展に向けた自己の考える経営を経営支援員や中小企業診断士のアドバイスを得ながら「改訂版」としてまとめた事で、目に見える形で課題や目標が明確になりました。作成した「知恵の経営報告書改訂版」を第三者の目で客観的に評価され認証を頂けた事は、私にとって大きな自信となりました。
また、対外的にも知的資産を活用した自社の強みを企業の将来性としてPRする事が出来、「知恵の経営」認証事業を通じた様々な支援を受けられます。
先代の知恵を引き継ぎ、本書を改定する所から今後の活用まで、そのステップ全てが今後の発展や事業継承において貴重な財産になると思います。