岸紙工株式会社

コミュニティベースト部門 最優秀賞
岸紙工株式会社
企業概要
事業内容 紙器、紙工品、パッケージ、包装用品、化粧箱、ファイル等の製造販売
所在地 〒610-0261 京都府綴喜郡宇治田原町岩山21-18 宇治田原工業団地41号地
代表者 岸 勝彦
URL 岸紙工株式会社
受賞のポイント
講評
支援テーマ:営業力強化を目的とした付加価値商品の開発及び商品供給体制の確立
大正7年京都市東山区で創業された同社は、現在は京都府宇治田原町において、年商13億円の事業にまで成長されています。人材や資材など地域の資源を活用し、継続的に地域経済の活性化に貢献されています。今回の支援事業では、京都府の「知恵の経営報告書」で策定されたアクションプランを着実に展開され、さらに地域に貢献するための経営力の向上に取組まれました。アクションプランでは、企画提案営業による新規開拓、受発注時間短縮・残業時間の低減、良い製品づくりのノウハウ共有、かゆい所に手が届くお客様対応、伝票処理OA化、仕組みの簡素化による効率化の取組みがあげられていました。それらの成果により、次世代リーダーの育成も進み、今後は15億円の売上を目標とすることとなりました。
人材、社内ノウハウ、外部ネットワークのそれぞれの強みを活かしながら、小ロット・多品種・短納期、ワンストップ受注という高水準の経営を推進され、より地域になくてはならない企業となられることを期待します。

企業からのコメント

知恵の経営・経営革新計画を取得される前に抱えていた課題、悩み
人材の教育、若手社員の育成。
売上高の目標達成、新規受注の確保。
御得意先のニーズに合わせた、当社の目標の設定。
5S、(整理・整頓・清潔・清掃・躾)の徹底。
3年後に100周年を向かえるにあたり、京都の老舗として事業の承継と今後の継続。
知恵の経営・経営革新計画取得の際に苦労したこと
はじめての経験だったので、どの様に文章をまとめ、冊子にし、会社の考え、
思いが社内にも、社外にも伝わるようにつくれるか不安でした。
商工会の指導の下、当社の現況を見つめ直し、いままで気付かなかったところを
洗い出し、改革するにはどうしたら良いかを考えてみました。
また、他社にない当社の良いところも見えてくる中、知恵の経営の中で言葉に
することで、生きるものもあることが分かってきました。
ただ、特徴を生かし、足らないところを見つけ、新たな目標に向かう流れを引き
出すことに苦慮しました。
知恵の経営・経営革新計画を取得してよかったこと、変化したこと
社員に配布し全員が目を通すことで、社長が何を望み、会社をどの様に経営
して行こうとしているかが、一つひとつ言葉で話さなくても理解してくれる。
また、当社の社員の良さや、会社が一つの家族として社員共々に頑張ろうとする
姿勢も見えたと感じております。
その中で、今まで足りなかったもの、上から言われるままに仕事していた姿勢も
各部署のリーダー指導の下、部門ごとにどの様にすれば効率よく作業をし、残業
をへらし、利益の拡大やワークライフバランスの整った会社作りを目指しています。
若手社員の定着率も良く、59名中36歳以下が42%と昨年から特に若返りをはかれております。今後は、小ロット、多品種、短納期でロス・ミスのないお客様に喜ばれる箱屋であり続けたいと思います。
これから知恵の経営・経営革新計画を取得される方へのメッセージ
当社のような中小企業にとって、このような計画書を作成することなど考えも付かないことで、ご提案頂いたときも当社のような会社でこのような計画書が作成出来るとは思ってもいないことでした。
しかし、商工会の方々の温かいご指導の下、作成手順を組立てていただき、その
中で当社の現況を見つめ直し、今後どのように変わればいいのかを書き出すことで、
自ずと目標も見えてくるようになり、ひとつ一つの課題に対し当社の想いや、今
やりだそうとしている事の正当性が確認出来るようになりました。
ただ、自社の中だけではとうてい完成させることも、締切までに提出することも
不可能な中、多くの方々のご指導とご援助のおかげにより、作成出来たことに、
やって見て良かったと、心から感謝しております。
そして、この「知恵の経営」の認証を受けたことで、今回顕彰事業のご推薦を頂きモデル企業として認証されたことにより、同業各社をはじめ、各方面の方々から
お声かけを頂く機会も多く、お取引の拡大にも繋がっています。