パール染色 株式会社

優良知的資産活用賞
パール染色 株式会社
企業概要
事業内容 染色加工業 手捺染(手加工)
所在地 〒622-0052 京都府南丹市園部町黒田中河原20番地
代表者 林 宏樹
URL パール染色株式会社
受賞のポイント
講評
発表テーマ:自社の強みを活かした提案型営業の実践と販路開拓への取り組み強化
同社は、取引先向けの提案型営業に活用する外部コミュニケーションツールとして、従業員向けの技術承継に活用する内務マネジメントツールとして京都府「知恵の経営報告書」認証に向けて、本事業の支援を受けられ、平成29年3月に認証を取得されました。
「人が全て加工する」製造へのこだわり、手捺染による水性染料の加工、あらゆる素材に加工可能な付加価値の高い染色加工など、独自技術を磨き上げられ、「A反は最高の営業マン」という市場実績を獲得されています。即ちA反につけられたパール染色のネームタグを生地メーカー、アパレルメーカーが見て、引合いを受けることが多くあることは、自社の優位性が評価されている証であり、その強みの源泉が「知恵の経営報告書」作成を通じて明らかになったものといえます。
昭和40年の創業から事業承継も円滑の進み、将来の発展に向けて提案型営業の強化、現場人材の育成、海外展開など自社のブランド化を志向されています。今回の取組みを通じて、自社の真の強みを掘り下げられ、それを活用した成長戦略が明確になったことなどが、優良知的資産活用として評価できるものです。手捺染加工で水性、油性顔料プリントなら「パール染色」となるようブランディングの取り組みが期待されます。

企業からのコメント

知恵の経営・経営革新計画を取得される前に抱えていた課題、悩み
現状、アパレル業界の取引先が多いが、年によって受注の変動が大きく、安定した販路の確保が出来ていなかった。また、取引先への提案営業も十分出来ておらず、自社の経営戦略・営業戦略が不明確であったため、効果的な営業アプローチが取れていなかった。
そのため、自社の認知度が不足している状態となっていた。
知恵の経営・経営革新計画取得の際に苦労したこと
自社の強みの棚卸しや発掘・深掘りについて苦労した。また、自社の技術及びノウハウの開示についてもどこまでどの程度必要なのか、判断に迷った。
さらに、今回の「知恵の経営」へ取り組む内容について、従業員へ共通理解を図ることにも苦心した。
知恵の経営・経営革新計画を取得してよかったこと、変化したこと
「知恵の経営」への取り組みを通じて、自社の強みと技術及びノウハウを再発見できた。これにより、販路拡大や新たな用途開発(アパレル業界だけではない横展開)につなげる営業活動の大切さを再認識できた。
今回、将来に向けた明確な経営戦略・営業戦略を構築したことにより、取引先への提案営業を推進するとともに効果的な営業アプローチ手法を確立させることで、自社の認知度アップを図っていきたい。
また、従業員向けに経営者の考え方や会社の方針・方向性を伝えるツールとして活用することで、従業員への技術伝承や人材育成の取り組みを強化し、会社全体のモチベーションアップを図っていきたいと考えている。
これから知恵の経営・経営革新計画を取得される方へのメッセージ
今回の「知恵の経営」への取り組みを通じて感じたことは、自社を見つめ直す良い機会・きっかけになったということです。
外部の第三者的な視点で見て貰えるため、自社の強みの発見によって自社を再認識することができ、会社の方向性もより明確になります。
皆さんもぜひ取り組んでみて下さい!