株式会社森忠建設造園

優良販路開拓賞
株式会社森忠建設造園
企業概要
事業内容 建築業 1.外構工事一式(エクステリア他)2.造園工事一式(和洋庭園) 3.ガーデニング工事一式 4.公園・植栽工事一式 5.屋上緑化工事一式 6.土木・解体工事一式
所在地 〒619-0243 京都府相楽郡精華町南稲八妻蔭山33
代表者 代表取締役 森本 真一郎
URL 株式会社森忠建設造園
受賞のポイント
講評
成果発表テーマ:新会社設立による新しいビジネスモデル構築
 今年度で3年度に亘り懸賞事業での取り組み成果の発表となりました。手の経営報告書の作成を通じて事業承継を円滑に進め、新体制の下で従来の特定の取引先依存の販路とは異なる自社販売チャネルの構築というテーマに取り組まれています。自社販売チャネルについては新会社を設立し、従来事業とは異なる要員、仕組みをつくることとし、経営革新計画の策定に取り組まれています。社屋及び経営者の住まいを改築し、新会社のショールーム(コンセプトスペース)とし、スタートを切る段階にあります。
今回の革新支援の中では、支援員と専門家による新会社設立に向けた意思統一が課題として挙げられ、経営者から従業員に至るまで、数回にわたって思いの統合を図る支援が行われました。経営革新計画を策定する中から、街ゼミで好評であったノウハウ(箱庭づくり教室)を活かした企業価値を高める「箱庭」営業というアイデアも出され、テストマーケティングを計画されています。
懸賞事業においては、新会社による別事業の展開による販路開拓として評価され、自社の知恵、強みを活かした新事業展開として評価されたものです。現段階で、スタートを切ったところですが、知恵の経営報告書が事業展開の羅針盤となり、その発展を促すことが期待されます。

企業からのコメント

知恵の経営・経営革新計画を取得される前に抱えていた課題、悩み
知恵の経営報告書2010(第1回目)取得後、事業承継をはじめ、増収増益や組織力の強化など一定の成果が上げられました。しかし、今後のステップアップを考えると、一般顧客(エンドユーザー)の新規獲得が大きなポイントになると思いました。当社にはそのためのノウハウがなく、また特に現状の組織力や対応力、また営業力や発信・広報力では大きな成長は遂げられないと考えました。
知恵の経営・経営革新計画取得の際に苦労したこと
当社では今まであまり新規顧客獲得のための新規販路開拓を考えていませんでした。手法確立や、広報・発信方法などの取り組み手段が明確でなく、同業他社との差別化にも苦労してきました。また、顧客を迎え入れるための癒し空間(コンセプトスペース)を新設し、スムーズな打合せに必要な展示スペースなども設置し、一定の活用をしていました。しかし、自社の独自性を打ち出す商品やアイテムが無く、運営方法なども試行錯誤していました。
知恵の経営・経営革新計画を取得してよかったこと、変化したこと
上記の事を踏まえ、コンセプトスペースを「Green cube」という名称で運用を開始いたします。Green cubeとは【一面・一面色々な思いや個性、デザインや感性を組合せ、その面の組合せでそれぞれの形に創造する】というような意味です。お客様が当社に来て、打合せスペース・体感スペース・展示スペースなどで想像を豊かにし、また癒しを体験してもらえる空間づくりで顧客獲得を目指すことにしました。結果、当社スタッフは目指すべき方向性の意思統一や再確認ができ、一層一致団結の中取組む事が出来ています。またその中から、新たなアイデアも互いに出し合い、『おもてなしガーデン(レンタルガーデン)』といったオリジナル商品が生み出されました。これは企業イメージを箱庭で表現するレンタルガーデンで、商品化に向けてテストマーケティングを開始しています。
このように一つの取組みの結果から、スタッフはもとより協力業者などとも意識を共有することが出来ました。また、完成した「Green cube」は新たな取組みの創造の場として最大限活用できるよう、今後も取組んで行きたいと考えます。

 

これから知恵の経営・経営革新計画を取得される方へのメッセージ
知恵の経営などの認証や資格取得はもちろん大事ですが、獲得へのプロセスが最も重要だと思います。特に地元や自社をよく知る商工会事務局の支援は、継続的に受けられ、また客観的に地域や会社を分析して頂けるので、本当に心強い存在だと思います。日頃より地元商工会とは情報交換やセミナー・地域事業などを通じてしっかりコミュニケーションを図り、まずはお互いを知る事から始めれば、大きな成果に繋がると思います。