株式会社P.Oラボ

優良製品開発賞
株式会社P.Oラボ
企業概要
事業内容 病院参院、義肢装具の製作、医療福祉機器の研究開発、足底装具および靴の研究、取扱商品義肢装具全般、各種サポーター、整形外科靴、車椅子、杖、CPMなど
所在地 〒610-0342 京都府京田辺市松井山川1-7
代表者 代表取締役 大井 勝寿
URL 株式会社P・Oラボ
受賞のポイント
講評
発表テーマ:開発した新製品(新体幹装具・長下肢装具)の販路拡大と経営力向上
 昨年度は、知恵の経営報告書の更新版に取り組むことにより、環境変化の中で連綿と築いてきた自社の技術力や関係資産の総括を行いながら、育まれた知恵、磨き上げられた知恵として、将来業戦略の方向性を明らかにされました。今年度は、そこで示された将来事業戦略の柱でもある自社製品開発と市場展開に至る具体的な取組みがテーマとなりました。
今回開発された「長下肢装具Front」は、脳卒中方麻痺患者のリハビリの課題解決に寄与するもので、従来製品に比して超早期に即時のリハビリを可能とするものです。学会での発表も行われ、病院や理学療法士へ営業を行う際のプレゼン能力の向上にも取組み、複数の病院から引合いや好感触を得ることができています。同社の製品開発の成果は、脳血管性疾患に伴う多くの中高齢者臨床の場で利用されることが期待されます。

企業からのコメント

知恵の経営・経営革新計画を取得される前に抱えていた課題、悩み
初版の知恵の経営を更新しようと考えた際,数値目標を挙げはしていたがそれをどのように実現させるかということをあまり深く考えていなかったため,絵に描いた餅となってしまい目標を達成することが出来ませんでした。そこで,今回はうまく知恵の経営報告書が更新できれば続けて経営革新計画や中小企業応援条例の研究開発等事業計画の承認を取る活動をしてみることにしました。
知恵の経営・経営革新計画取得の際に苦労したこと
いざ経営革新計画や中小企業応援条例の研究開発等事業計画の取得に向けて取り組んでいくと,ざっくりとした計画では一つも信憑性が無く細かな数字を一つ一つ洗い出していくことや,これから進める開発のため何にどれだけ費用がかかるかなど判らないなりに数字を設定することに苦労しました。ただ,京田辺商工会の支援員さんが素晴らしい専門家を選んで派遣して頂いたり,様々な商工会や京都府の施策から弊社に合うものを提案して頂いたりしたおかげで,非常に満足のいく計画書が書き上がったと思っています。
知恵の経営・経営革新計画を取得してよかったこと、変化したこと
数値目標を立ててそれをどのように実現させていくかを考えることが普通になったことが一番良かったと感じていることです。他にもこの計画から今回顕彰して頂く「優良製品開発賞」の製品である「Front」の開発が「きょうと元気な地域づくり応援ファンド支援事業」に選んで頂くことにつながりました。そして同じく「優良製品開発賞」の製品である開発した「新体幹装具」は「京都エコノミック・ガーデニング支援強化事業」に選んで頂いたりもしましたし,最近では,その2製品が「京都府中小企業新技術開発応援制度認定」を受け京都府の支援が頂けるまでになりました。この様に,計画を立てることで事業を安定的に進めるたくさんの手立てを得ることが出来たことが最大のメリットだったと思います。
これから知恵の経営・経営革新計画を取得される方へのメッセージ
知恵の経営にしろ経営革新計画にしろ非常に手間と時間がかかりますが,ご自身で細部まで書き上げることにより様々なメリットを得ることが出来ると思います。また,商工会の支援員さんは私たちの立場も判りながら(私を支援下さった方は,弊社の社員のように業界のことなど一般の方には判らない部分まで理解されていました。)客観的な目も失わないという絶妙なスタンスで私たちでは気付かない自身の強みを見つけ,こちらの弱い部分に適切な支援策を施して下さいますから,安心して支援を仰がれると良いと思います。振り返ってみても私一人では絶対出来なかったことばかりであり本当に助かったと思っています。