井口木材

優良里山ビジネス賞
井口木材
企業概要
事業内容 木材販売事業・山林作業請負事業、飲食店(ローズカフェ)
所在地 〒601-0252 京都府京都市右京区京北五本松町新稲谷口24-11
代表者 代表 井口 和司
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受賞のポイント
講評
京北の林業に携わる事業者として、下流域を守るためにも山の手入れが必要であり、また里山の多様な恵みを共同利用していくために、京北産木材の需要を喚起していくビジネスを志向されています。「杣人棺」の商品開発及び販売は、体験などイベント展開や葬儀会社へのビジネスとして営業活動をされています。従来にない企画であり、販路ですが、里山である地元の資源を活かしたビジネスとしての成長が望まれます。
事業構想にもありますように、超高齢化社会を迎える中で、終活やエンディングノートに関心のある層も増加傾向にあり、多様な死の迎え方のニーズがでてくるものと推定できます。一部金融機関等においても、終活事業に着手され始めているところもあり、優良顧客の囲い込み戦略の一環として、里山での穏やかな暮らし、そして穏やかな死というコンセプトでの連携も可能かと思います。今後間違いなく増加する市場でもあり、里山の活性化につながるビジネスとして可能性を高められることを期待します。

企業からのコメント

知恵の経営・経営革新計画を取得される前に抱えていた課題、悩み
木に関係した事業展開を行っていたが、まとまりがなく、ばらばらの事業になり、従業員の意識も他の事業については無関心で一つになっていなかった。また、自分の事業所の強み、弱みも明確にできていなかった。
 木材単価、木材需要の低迷等により、新しい新商品、新事業展開について考える必要性は感じていたが、これといった構想やアイディアが思いつかなかった。
知恵の経営・経営革新計画取得の際に苦労したこと
・特殊な業界でもあり、それを分かりやすく報告書にまとめることに苦労した。
 ・報告書の作成に考えていた以上に時間がかかり、エネルギーを消耗した。
 ・今後の事業の方向性はみえるものの具体的な取り組みが思いつかなかった。
知恵の経営・経営革新計画を取得してよかったこと、変化したこと
・木を中心として一体化したビジネスモデルが確立できた。
 ・新商品を開発し、新しい事業展開ができた。
 ・報告書を利用して、仕入先、販売先新規取引先が増えた。
 ・金融機関に対しても信用度が増した。
・従業員も今までやってきたことの積み重ねが報告書にまとまったことで、プロ
としての自覚が感じられるようになった。また、事業所全体の動きがわかるよ
うになり、仕事に取り組む意識が向上した。
これから知恵の経営・経営革新計画を取得される方へのメッセージ
ハードルは高いと思うが、その高いハードルを乗り越えようと努力することによって、事業としても人間としても得るものがかなりあるので、ぜひ、結果を気にせずにチャレンジしてほしい。